上村菜々子
1988年、高知出身。大阪芸術大学美術学科油画専攻抽象コース卒業、多摩美術大学修士課程絵画研究領域修了。
日常生活に起こる出来事や他者とのコミュニケーションを通して感じる引っ掛かりのようなものを言語化する手段として、絵画やセラミックで作品を制作。
自身の生まれ育った環境を描くのに最適な質感を追求し蜜蝋を使った独自技法での絵画表現を確立、暮らす場所や時代に反応して展開し続けている。
また、ダンサーや写真家など他ジャンルの表現者とのセッションで生じる“即興”という手法に強い関心を持って制作に取り入れている。
主な展覧会に、「3331アートフェア2020」(3331アーツ千代田、2020年)、「絵のあるところー上村菜々子個展ー」(高知市文化プラザかるぽーと、2016年)など。
また、代表的な壁画作品に「三津の渡し」(愛媛県松山市三津、2018年)、「隧道の波紋」(高知県馬路村、2022年)など。
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