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事業概要



トモ・スズキ・ジャパン有限会社は開業から今までの16年間、アーティスト(美術家)による映画や映像の製作・制作、配給、上映を業務にしてきました。


映画上映の分野・活動については、全国の美術館や大学、国指定重要文化財などで主催、企画、制作の実績を多く有します。


単に映画を上映するだけでなく、映画監督や出演者の舞台トークをはじめ、観客との懇親会、評論家らを招いたシンポジウムも付加した上映会を長年にわたり行ってきました。


2020年は東京都写真美術館ホールで米国の美術家、マシュー・バーニーの特集上映を主催するはずでした。その上映会は座席総数の9割以上も予約されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で会期初日より会場が閉鎖され、上映会は中止を余儀なくされました。


そんな中、トモ・スズキ・ジャパンは「文化芸術活動の継続支援事業」に採択され、前述の上映会を再開する準備として積極的な活動を行いました。具体的には「ガバナンスの近代化」に例示された「会計システムの近代化」を中心に進めています。


その結果、翌2021年に文化庁の補助金「ARTS for the future!(AFF)」に採択された取組では、大幅に生産性が向上したのです。導入した電子システムを使うことで、個人の芸術家、及び小規模な文化芸術団体の請求書と領収書の規格を統一することができ、相手方とトモ・スズキ・ジャパンの双方で事務負担が軽減できました。


2021年、トモ・スズキ・ジャパンの代表が米国で活動した日本人の衣装作家と非接触型のトークを行いました。その中で、ウイズコロナの時代には文化芸術振興の幅広い担い手を巻き込む活動を最優先する、という点で意見が一致しています。


折しも、その対談相手は地域の協力を得た芸術家コミュニティづくりに邁進していました。神奈川県の鎌倉山で古民家をリフォームするプロジェクトに参加し、その地域全体で文化を創造・発信する構想でした。子どもを含めた若者を中心に、幅広い年齢層の顧客が交流する場を目指していたのです。


鎌倉山・みんなのアトリエと名付けられた、その文化拠点は劇場とギャラリー、屋外テラスを併せ持っています。


都市部の密閉空間にコア層を集客する文化事業を得意としてきたトモ・スズキ・ジャパンですが、対照的に山中で多分野のコンテンツを提供し、ネット経由で全国展開するのは、「新たな日常」を先取りする文化芸術活動に思えました。


感染症対策の観点からも、理にかなう試みでしょう。そうした熱い思いから、新たな文化発信の可能性に共鳴したトモ・スズキ・ジャパンが、鎌倉山・みんなのアトリエでの映画祭の案を打診して、第1回「鎌倉山・古民家ハイブリッド映画祭」の実現に至りました。


毎日、違う文化・芸術の担い手が、別のプログラムを実施する特別な祭典。地元の技法を伝承した建築家と宮大工がデザインする会場に近郊のファンを招き、オンラインで遠方の多数とつながるハイブリッド型の映画祭。2021年を皮切りに毎年継続することで、次世代の文化人、芸術家、観客を育む持続的活動。


そんな「鎌倉山・古民家ハイブリッド映画祭」は、電子チケット発売日に全プログラムが完売してしまいました。そして、文化芸術活動に従事する105名に有償で協働の機会を提供することができました。


2022年「鎌倉山・古民家ハイブリッド映画祭」と関連上映会の開催で、前回の活動を一層拡大したく、文化庁「ARTS for the future!(AFF2)」に申請した結果、採択されたのでした。


今回は動員数を大幅に増加するつもりです。もし万が一、「AFF2」に不採択でも、映画祭は自己負担で実施する準備が整った状態で申請したのでした。



【感染対策を十分に実施】

・電子チケットによる予約制で来場者を把握

・来場時、検温とアルコール消毒の徹底

・37.5度以上の発熱は来場不可

・劇場の座席は間隔をあける

・ギャラリーは密集を避けた人数で入場


【他の文化芸術術関係団体とコラボレーション】

・文化活動の従事者を多方面から招いて行う映画祭


【映画祭、特集上映】

・会期中、上映会、展覧会、特別展示、ギャラリー内パフォーマンス、ファッションショー、ワークショップ、レクチャー、講座を開催


【過去3年間で上映実績がなかった作品と新作】

・マシュー・バーニー日本未公開作をトーク付上映

・イアン・ケルコフによる記録映画の権利を処理して25年ぶりに上映


【経験年数が少ない若手に役を配分】

・亀頭可奈恵のダンス公演で若手5名を起用

・大学2校の若手が3つのチームを構成してダンスワークショップを開催


【教育普及プログラムを実施した上で行う展示】

・フシギナ、崎村のぞみ、亀島耕がアニメのワークショップを開催し、展示や上映も実施


【既公演の演出を変えて実施】

・アピチャッポン・ウィーラセタクンと遠藤麻衣子の美術作品を展示して上映


【新たな専門性を有する実演家等を招聘】

・字幕製作者の児島康宏が映画字幕教室(全5回)

・映画の宣伝イラストの奥原しんこが講座


【「新たな日常」のイノベーションを図る】

・ヴァジコ・チャッキアーニ監督が非接触型で完成させた美術作品を日本初公開

・関連上映会をプレイベントと位置づけ、来場者の大幅増加を狙う

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