
"私の映画はどれも、人の心理とか精神の動きを扱っている。
『Heavy Metal Honey(ヘビーメタル・ハニー)』の舞台設定は、いつもと変わらぬ家族の夕食である。突如、女性が苦悶の表情を浮かべ、内に秘めた何かを吐き出す。彼女の内面で感情がピークに達すると、なぜか食卓に雨が降り始める。そして、主人公である彼女が家族を銃で撃つという、奇妙な展開になる。
彼女は 末期患者で、その内的苦痛を描いた映画だと、映画の終盤で観客が気づく構造だ。"
2022年11月14日
ヴァジコ・チャッキアーニ
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